2019/04/20
クリニックがオープンして約2週間が経ちました。だいぶ慣れてきたのか、スタッフ間の連携もスムーズになってきました。
患者様からもスタッフの笑顔や丁寧な声かけが嬉しいなどのお言葉を頂いております。これからも、患者様の笑顔が見られる様に尽力してまいりますので宜しくお願い致します。
ところで、皆様はご自身の腰椎と足の付け根の正確な骨密度密度をご存知でしょうか?
骨密度検査に関わるようになって、同じ患者様でも測定部位によって骨密度の値が大きく異なっている方が意外に多いなと思いました。
例えば腰椎の骨密度は十分な値でも足の付け根の値は不足しているなどです。
つまり、同じ人でも場所によって骨密度の値は大きく違っている可能性があるということです。
(踵や手などの骨密度が十分な値でも、万が一転倒してしまった時に骨折リスクの高い、腰椎や足の付け根の値が十分、とは限りません)
骨粗鬆症になると、背骨・肩・足の付け根・手首など、いろいろな場所が骨折しやすくなります。
中でも、ご高齢の方が骨折してしまうと、寝たきりになってしまうことによる認知症や死亡のリスクが高いのが、背骨、及び足の付け根の骨折だといわれています。
つまり、背骨と足の付け根の骨密度の値が最も重要なのです。
当クリニックでは、最新の骨密度装置を用いて3分程度の撮影で腰椎と足の付け根の正確な骨密度を測定しています。
骨密度が低く骨折のリスクが高い方でも食事療法・運動療法・薬物療法等で骨折のリスクを減らせます。
早期発見・早期予防のためにも、定期的に腰椎と足の付け根の正確な骨密度を測定されることをお勧めします。
診療放射線技師:松村 雅広