2019/11/28
当ブログをご覧いただきありがとうございます!
11月に入り急激な温度の変化で体調を崩されている方も多いかと思います。
かくいう私も今月すでに1日体調を崩して急遽のお休みをいただき、患者様を始め多くの方にご迷惑をおかけしました・・・この場を借りて、深くお詫び申し上げます。
さて、前々回のブログで弘中先生が当院にあるSD(Spine Dynamics)療法器具(ストレッチスティック、ストレッチベンチ)を紹介されていました。
今回は残り2つの機器(フレックスチェア、ツイストチェア)を紹介したいと思います。
1つ目は「フレックスチェアー」と呼ばれる器具です。
座面が360°様々な角度に傾斜するため、こちらの器具を使うことにより、骨盤帯の筋肉のリラクゼーションや骨盤を含む脊柱の彎曲運動を引き出すことができます。骨盤は家で言うところの土台となる部分です。
土台が傾いていたり、変に固まっていたりしたら家も不安定になることが想像できるかと思います。
人間の体も同じで、土台がしっかりしていないと腰痛を始め、様々な症状が出てしまいます。
骨盤の動きが悪い方に対して、こちらの器具は非常に有効な器具です。
2つ目は「ツイストチェアー」と呼ばれる器具です。
こちらの器具は腕を台に乗せた状態で胸を開く運動ができるため、普通にひねるよりも楽に胸の運動を行うことができます。
胸の運動は脊柱だけでなく、肋骨の動きにも関わります。肋骨は呼吸だけでなく、肩の動きや首の動きにも関わってくる重要な骨です。
この骨が動かなくなるだけで50肩や肩こりといった症状につながってしまう可能性もあります。
そのため、胸の骨の動きが悪い方にはこういった運動をしてもらうこともあります。
以上簡単に器具の説明をさせていただきました。
その他の2つのSD機器「ストレッチングスティック」と「ストレッチングベンチ」の紹介はこちらからご覧ください
全部で4つあるSD器具のうち、どれがどの方に有効かを僕たち理学療法士が適切に評価・判断して患者様に処方させていただきます。
気になることがあれば遠慮せず、ぜひお声がけください!
理学療法士:福田 翔馬