2020/12/30
早いもので、開院して1年8ヶ月が経ちました。
開院当初は、色々と慌ただしい中でも、患者様それぞれに向き合う医療に専念出来る時間を大切に思え、支えてくれるスタッフたちと過ごす時間を楽しみに日々過ごして参りました。
しかしながら、開院して1年経つごろから、新型コロナ感染症の騒動が起き始めました。
第1波、第2波、第3波と現在もこのコロナ騒動が続く中で、当院でも全ての患者様、そしてスタッフを守るべく、感染対策の強化を行ってきました。
そこでこの度は、当院で行っている新型コロナ感染症対策についてご紹介させて頂きたいと思います。
◆当院での感染対策◆
・来院患者様全員にサーモグラフィーでの検温とマスク着用、手指消毒。
・職員全員の毎日の検温、マスク着用、手指消毒。
・クリニック開院時間内の、常に窓を開けての換気。
・空気清浄加湿器、加湿器、パーテーションの増設。
・定期的な診察室、リハ室、トイレなどの消毒。
・職員休憩室の常時換気、及び食事の時間をずらし、食事以外の時の全職員のマスク着用。等
そして12月より、HEPAフィルター搭載のオゾン空気清浄機を設置させて頂きました。
◆HEPAフィルターと活性炭フィルターにより細菌やウイルスの除菌と空気清浄機としての2つの機能を有しています。
◆オゾンと光触媒の効果によりさらに除菌・脱臭機能を高めました。
◆オゾン濃度の調整を自動運転でできるようになり、有人環境下では低濃度の、無人環境下では高濃度のオゾンエアを発生させる事が可能です。
オゾンは、インフルエンザウイルスの感染拡大防止などへの有効性が既に知られていますが、このオゾンガスは多くの病原体を不活化する効果があることが知られており、新型コロナウイルスにも効果があることも報告されています。
こちらの機械は人体に許容される低濃度(0.05と0.1ppmで実験)でもオゾンガスが新型コロナウイルスに対して除染効果があるということが明らかになっております。
【医療機関における感染拡大防止等事業】は、確かに大きな負担とは言えますが、これらの対策は当院にとっても、また何より受診される患者様の安全に大きく寄与し、とても有意義であるものと考えています。
今後も引き続き感染拡大防止対策は必要不可欠と思われます。
患者様とスタッフを守るべく、更なる対策を強化しつつ…、
開院時の想いと変わらず、患者様としっかり向き合い、日々の診療を行っていきたいと思います。
特別な日常を過ごす数年となってしまいましたが、皆で工夫をしながら乗り越えましょう。
良いお年をお過ごしください。
院長:文野 喬太