2021/09/27
東京オリンピック・パラリンピック2020 が終わりました。
数々の感動をもらいました。
患者さんの声でも「パラリンピックを見ると自分も頑張らないといけない。と思える。継続して頑張っていこう。」とお話されていました。
次回は2030年冬季オリンピックを日本が立候補を検討しているみたいなのでぜひ日本で開催していただきたいと思います。
先日、理学療法士の福田による【めまい・ふらつきに対する評価とアプローチ方法】の伝達講習が行われました。
めまいには色々種類があり、
Ⅰ 末梢性めまい→反射機能障害などを伴うめまい
Ⅱ 頸性めまい→頚部由来からのめまい
Ⅲ 中枢性めまい→脳疾患等のめまい
Ⅳ 心因性めまい→心理的な問題
Ⅴ 持続性知覚性姿勢誘発めまい→長期にわたるめまい
などがあります。
当院として対応出来るめまいとしては、Ⅱ 頸性めまいが当てはまります。
頚部痛を伴い、頚部の回旋【捻り動作】や伸展【上を向く動作】でめまいが生じる事をいいます。
原因としては頚部の骨、筋、靱帯、椎骨動脈、その周囲の交感神経繊維の異常が上げられます。
当院では頚部痛に対する治療の流れは
看護師による問診→院長による診察→レントゲン等の検査→院長の指示【内服・注射・物理療法や徒手療法、SD療法のリハビリ】
となります。
頚部の理学療法として、症状に関しての問診を行います。
問診後、理学療法検査にて骨・関節の問題や筋肉・神経等の問題、姿勢からの問題、胸郭や体幹からの問題等を把握します。
その後、徒手的にリハビリを実施して自宅での運動やストレッチの指導を行います。
また Ⅳ 心因性めまい に対しては、ウォーキングがいいとされています。
ウォーキングについては以前理学療法士の福田のブログをご覧ください。
しかし、いきなりのウォーキングは苦手な方や不安がある方もいらっしゃると思います。
その場合は、当院ではニューステップを使用してもらい、運動に慣れて頂きます。
ニューステップとは独特な設計により、腕と足が連動してウォーキングを模擬したひとつの滑らかな動きができ、上半身と下半身を同時に動かす事でより多くの筋肉を使います。
負荷量や使用時間などはこちらで設定させて頂き使用してもらいます。
9/30まで広島県でも緊急事態宣言も延長になりました。まだまだ、コロナへの感染対策も継続しないといけません。
コロナ渦でコロナフレイル【虚弱】という言葉もあるようにめまいだけではなく、身体の為にも感染対策をしながら運動を心がけてみてください。
理学療法士 薦田 康二