2022/02/28
まだまだ寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
これから暖かくなりますが、花粉症の季節でもありますので【花粉症の予防】についてご紹介します。
☆そもそも花粉症とは??
体内に入った花粉に対する免疫反応によって鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどのアレルギー症状が引き起こされることをいいます。
本来は人体に無害な花粉が体に異常をもたらすのには免疫機能が大きく関わっています。そのため規則正しい生活習慣で免疫システムを整えることが花粉症対策になると考えられているそうです。
そこで重要なのが「腸」 です。今回は花粉対策に役立つ食事についてご紹介いたします。
☆食事についてのご紹介
【摂りたい食べ物・飲み物】
ヨーグルト :
乳酸菌が沢山含まれているヨーグルトは腸内環境を整えてくれる働きがあります。
一度に沢山食べるのではなく、少量でも毎日摂ることが大事です。
シーズンが始まる前から毎日の食事に取り入れ、腸内環境を整えておきましょう。
チョコレート :
花粉症対策には少し意外なチョコレートですが、
免疫機能に作用してアレルギー症状を抑える働きが期待できる、カカオポリフェノールが豊富に含まれています。
ココアにもカカオポリフェノールが豊富に含まれているので寒い日が続く今の時期におすすめです。
緑茶 :
アレルギー誘発物質の働きを抑えると考えられているカテキンが緑茶には多く含まれています。紅茶などにもメチル化カテキンが含まれているため花粉症予防に効果が期待されています。
【控えたい食べ物・飲み物】
高脂質なもの :
腸内環境を悪化させる悪玉菌を増やす高脂質な食べ物は控えた方が良いでしょう。
霜降り肉、揚げ物全般など脂質分の多いものを摂りすぎると消化しきれない脂質分が悪玉菌を増やしてしまうと考えられています。
増えた悪玉菌によって腸内環境が崩れて免疫機能が低下します。
メロン、スイカ :
イネ科のブタクサが原因の花粉症の人は、
メロンやスイカを食べると口の中にかゆみが出たり唇が腫れたりするアレルギー症状が出ることがあります。
これはイネ科のアレルゲンの構造とウリ科のメロンやスイカの構造が似ていることにより起こるそうです。
重度の場合は全身に症状が現れるケースがあるため病院で調べて避けた方がいい食べ物を知っておくのもいいでしょう。
アルコール :
アルコールが体内で分解される際に作られるアセトアルデヒドという物質は、
アレルギーを引き起こすヒスタミンの放出を促します。
またアルコールは血流を乱れさせ、鼻づまりや充血などの症状を悪化させるため、花粉症の症状を重くさせてしまうこともあるようです。
花粉症のシーズンの飲酒はできるだけ控えた方が良いでしょう。
これからの花粉症シーズンに向け、今から生活習慣を見直し免疫力を向上させ、
快適なシーズンを過ごせるよう対策を進めていきましょう。
医療事務・リハビリ助手: 木村佳奈